顧客の文化をつくる、話せるエンジニア集団。DXコンサルティングファーム・Fabeeeの、第二創業期の仲間づくり。
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顧客の文化をつくる、話せるエンジニア集団。DXコンサルティングファーム・Fabeeeの、第二創業期の仲間づくり。

こんにちは!Synamon採用担当の荒木(@araki_shoko)です。

Synamonの公式noteもやっと盛り上がり始めまして、採用担当としては嬉しい限りです。(原稿チェックは大変ですw)そんな最中ですが、今回から新しい企画記事をスタートさせていただきます!!

その名も「Make Future-DXのその先へ-」マガジン。

Synamon採用チームが、DXスタートアップを中心とした企業様と、お互いが目指す世界観や採用課題などのテーマで取材・対談をしていく企画です。記念すべき第一回は株式会社Fabeee CTO・杉森さん(@y_sugimori)にお話を聞いてきました。

初回ということもあるので、企画について少しだけお伝えさせてください。

「Make Future-DXのその先へ-」のコンセプト

あらためてSynamonの説明を少し。

私たちは「XRが当たり前の世界をつくる」ことをミッションに、未来づくりに挑戦しているXRスタートアップです。BtoB領域をメインに、未来への取り組みや事業づくりにチャレンジしている企業様への支援、XR活用のユースケースづくり、継続して使い続けてもえるような仕組みづくりに取り組んでいます。

XR(VR/AR/MR)技術を活用したサービスや仕組みが、ビジネス領域や私たちの日常生活に浸透していくことで、私たちは「思い描いた世界を体験としてシェアする」ことができるようになります。これは、モノや想いを伝える手段が1つ増えることで、社会変革やイノベーション創出の加速に繋がることなんです。
「VR」というと、どうしてもエンタメ・ゲームの世界と捉えられがちですが、この技術が広がることは私たちの日常生活にもつながるはず…!!

もちろん、今までなかったものを当たり前にしていくこと、それはとても難易度が高い挑戦です。

それでも私たちが挑み続けているのは、「XRが当たり前になった世界は、きっと今よりもワクワクする世界で、よりよい未来につながる」と信じているからなんですね。

一方、最近注目されている「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」には「デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革する」「既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらす」といった意味があるとされています。

私たちがやろうとしていることにも通じる部分がありそう…

この企画ではあえて「DX」というキーワードを軸に、様々なテクノロジーで社会の変革に挑んでいるスタートアップの皆様と一緒に、お互いが思い描く世界やそれを実現していくための仲間探しについて語ります。

社会変革に挑むスタートアップの想いを、同じくXRをつかって社会を進化させてたいと考えているSynamonが媒介となって発信していくことで、新しい潮流を起こすことにもつながってほしい。

それが「Make Future-DXのその先へ-」に込めた私たちの想いです。

第一回は株式会社Fabeee CTO・杉森さんに会いにいってきました!

ようやく本編です(笑)

記念すべき第1回でお話を伺うのは、2021年4月に資金調達を実施し、DXコンサルティングファームとして活躍中の株式会社Fabeee・CTOの杉森さん。Synamonのお家芸「とりあえず、VRヘッドセットをかぶせてNEUTRANS(ニュートランス)を体験してもらう」を終え、少し場が温まったところからお送りしていきます。

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10年かけて形成された文化を、1から作り直す第二創業期

荒木:資金調達のリリースは最近でしたけど、会社としては歴史が深いですよね。創業以来約10年越しの資金調達ということで、今、Fabeeeはどういうフェーズなんでしょう?

杉森:今は第二創業期といえます。これから拡大期に向けた準備フェーズを迎えるにあたり、技術領域の模索、コーポレートビジョンの改定といった文化基盤を整えていたのが最近の話です。

荒木:では、これからさらにアクセルを踏んで行かれるんですね!ちなみにこれまでの歴史を拝見すると、長らくSES企業だったんだなぁ、という印象が強く……スタートアップ的な文化気質ってもともとあったんでしょうか?

杉森:いえ、組織としてはその性質は少数派でした。なので、この第二創業期は10年ほど積み上げてきた文化を壊す形になりましたし、同じタイミングで退職メンバーも出ました。

荒木:方向性のシフトを牽引する立場として思うところがあったのではないですか?

杉森:退職メンバーが出たことはそんなにネガティブなことがおこったとは捉えていません。会社も生き物で、環境に合わせて生き方を考える必要はあると考えています。今回の資金調達および方向性のシフトはあくまで企業の生命活動の一環です。会社の生き方が変わるタイミングに、メンバーも生き方を考えて、結果的に個々人が幸せなキャリアに向かって行ったという点をポジティブに捉えています。

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続けていれば、いつか一緒に働ける。候補者にとって一番いいキャリアを共に考える

——個人が幸せなキャリアに向かうことを考えるというのは、採用活動においても重要項目になるかと思います。実際、採用面談はどのような形でやられているのでしょう?

杉森:今は僕が採用責任者を兼任しています。

荒木:初回の面談からずっと杉森さんが担当されているんですか?

杉森:はい。なぜなら、カジュアル面談を重要視しているからです。そこは現状、僕が出るべきだと考えています。

荒木:どういった意図なんでしょう?

杉森:ただスキルだけを見極めて「すぐ活躍できるか?」を見るのであれば、技術の話がいくらかわかれば、誰が面接しても変わりません。僕が考えているのは、「今Fabeeeにジョインすることが、その人の幸せにつながるか?」ということです。なので、キャリアカウンセリング的になりがちですね。うちのカジュアル面談経由で別の会社に転職成功した人がなぜかたくさんいる(笑)

荒木:キャリアカウンセリングまでされてるんですね!

杉森:はい。そこでもし今はFabeeeにマッチしていないと判断したとしても、それは今この瞬間の話にすぎません。この先、どこかで幸せに働き続けていれば、きっといつか一緒に働ける機会は訪れると思っています。少し長期的な目線ですが、自分にとってはこのスタイルがしっくりきています。

荒木:採用フローに乗せてしまう前に、改めてその人が進むべきルートを考えているんですね。

杉森:もちろん、その時点で心からマッチ度に確信が持てれば、それはもう全力でオファーの意志をお伝えします。Fabeeeでやってほしいことだけでなく、提供できること、候補者さまのキャリアにどういうメリットがあるか、など……全力で口説いています。

荒木:ああ、でもそれわかるなぁ。将来、キャリアのステージが一致したらまた出会いたい、って思うことありますもんね。

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「スキルがあるか」より「組織に貢献するのが楽しいか」

——コーポレートミッションとして「そろそろ、ITをわかりやすく」。また、DXパートナーとして「話せるエンジニア集団」というコンセプトを掲げているのが印象的です。やっぱりコンサルティング力の高いエンジニアを積極的に採用しているのでしょうか?

杉森:もちろん、クライアントと適切にコミュニケーションできることは重要です。でも、それはあくまでスキル要件の話です。今、もっと大事にしているのは「事業フェーズと、個人のキャリア」のマッチ度です。

荒木:めちゃくちゃわかる……!!ちなみに今、Fabeeeはどのような人が事業フェーズにマッチしていると言えるのでしょう?

杉森:今は「自分の成果が会社に影響を与える」ということを喜べる人ですね。ただ仕事をうまくやるだけではなく、自分がやったことが文化になり、組織に根付き、チームの価値になるということを楽しめる人。今、間違いなくマッチすると思いますね。

荒木:同感です!特に資金調達を行って、より組織の強みや企業価値に繋げていく動きが重要なフェーズにおいて「行動が組織にインパクトを与える」を喜べる人ってこれ以上ないwin-winですよね。

杉森:加えて、直近のFabeeeでは、組織に貢献する人が「ちゃんと報われる」ようにしたいとも考えています。

荒木:組織に貢献してインパクトを与えられる人って、何かを広めたり伝えたりするわけですが、まず自分たちが当事者として語れるか?を大事にしている人が多いように感じます。

杉森:「愛を持って語れるインフルエンサーになれるか」という話ですよね。それこそ、VRはそのあたり顕著な印象です。よほど最先端にいない限り、VR業界はまだ誰も正解・勝ち筋を知らないような気もしていて。どのくらい深く可能性を掘れたかが、説得力に直結しそうだと思いました。

荒木:愛を持って語れるか、大事ですねぇ……Synamonのクライアントの担当者さんは、クライアントの社内でも特にVRに熱量を持っている方であることが多いんです。

杉森:そうなんですね。

荒木:だからこそ、Synamonは常に信頼できる専門家としてVRの可能性を伝えられる存在でありたいと考えています。最先端の技術・デバイスに触れての研究開発は怠りませんし、その技術がどうクライアントの価値になるのかを常に考え続けています。最近はより技術と価値の創出に力を入れるために、技術者とBizDevがセットになったチーム体制を整えているところでもあります。

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文化に変容を起こせるのは「話せるエンジニア」だけ

——「DXを支援するスタートアップ」としての採用活動は、「教育系スタートアップ」や「フェムテック」のような特定のドメインを持つものと比べると難しそうだなと感じますがいかがですか?

杉森:難しいです。めちゃくちゃ抽象的な言葉ですからね、DXって。デジタルといっても「ITツールで業務改善!」だけの話じゃないわけで。DXにまつわる多くの文脈を、あらかじめ理解しあえた人と出会うというのは中々ないですね。

荒木:DXって、「デジタル」のみならず「トランスフォーメーション」という部分を正しく捉えることに難しさがありますよね。ソリューションだけでなく、実現したい世界を考えられているか、というか。「XRで、どんな社会を実現するのか」の部分。

杉森:そうなんですよね。だからこそ、FabeeeはDXにおいて「文化の定着」へのコミットを重要視しています。デジタル化できる技術があっても、活用することを文化として定着させなければ、トランスフォーメーションは起こり得ません。Fabeeeは非IT企業のクライアントが多く、難しいITの業界用語で畳み掛けるようなコミュニケーションでは「文化の定着」は起こりません。言ってしまえばDXって、文化の上書きじゃないですか。丁寧なコミュニケーションがあって、初めてトランスフォーメーションが起こる。

荒木:だからこそ「ITをわかりやすく」というビジョンを掲げているんですね。

杉森:はい。関係者の認識齟齬を限界までなくしていいプロジェクトを作りたいという思いがこめられています。

——ビジョンを掲げることが採用に影響していると感じる瞬間はありますか?

杉森:ありますね。Fabeeeと同じように、丁寧にお客さんの文化を作りたいと考えている人に響いていることを感じます。その考えを主義として持っている人から「ぜひFabeeeで働きたい」と言っていただけた時は本当に嬉しいですね。

荒木:やっぱり、お客さんとしっかり向き合いたいという人が多いんですね。技術力で殴るようなDXではなくて、ちゃんと話せる、それも説き伏せるのではなくて、丁寧に合意をとりながら。

杉森:多いですね。もちろん技術者ですから、「技術に向き合いたい」との比重はそれぞれです。でも、組織という「個性を持った人の集まり」と関わるからには、ただ作って納品して終わりではなく、その人たちの文化的な背景に合わせて「話せるエンジニア」の集まりであり続けたいと思っています。

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——コミュニケーション以外のスキルではどうでしょう?

杉森:同じくらい大事なのが、顧客ドメインの理解だと考えています。例えば、化粧品工場のクライアントさんとお仕事をするとしたら、何をどのくらい重要視しているか目線を合わせるべく、化学や機械の知識からインストールしていくほどでした。この機械の、この歯をこうして攪拌するとこのくらいの熱量が発生して……と言った風に。そういった知識の積み重ねが、いいプロダクト作りにつながるんですよね。

荒木:わかるなぁ。いいものを作るためには、「お客さまがビジネスを通して実現したいこと」を一緒に見れている必要があるわけで。その状態になるには、自らがそのドメインにしっかり踏み込んで、当事者になりきることなんですよね。現場にいって生の声を触れたり、まるで本職かのように専門書を読んだり……BizDevもエンジニアもデザイナーも、同じ姿勢を持っています。

杉森:必然的にそうなっていきますよね。技術力が長けていればいいとは思わなくて、DXパートナーとしては目線を合わせて語っていく姿勢で臨むことを常に大事にしています。

初めて出向した、あの時の「ある会社」をつくりたい

——これまで、人への関わり方や技術への向き合い方、組織の作り方という話を伺ってきましたが、杉森さんって元々はいちプレイヤーで、のちに経営に参画されていますよね。こういった採用活動・組織作りについて、これらの価値観が生まれたきっかけってなんだったんですか?

杉森:いろんなことの積み重ねではありますが、経営に参画する前のいちスタッフだった時期にSESで出向先だった「ある企業」の存在が大きいな、と思っています。いまだに何か壁にぶつかるたびに、あの時のあの場所ではどうしていただろうなぁ、と考えることは多いです。

荒木:出向先での体験!

杉森:ええ。かっこよかったんですよね!技術が好きで、技術が世の中を変えることを信じてやまない人たちの集まりで、昼夜問わず開発に明け暮れていて、主義を持った人たちが社会に評価されていくというのが。

今のFabeeeは、「あの時、そこにいた自分」が作っている組織と言ってもいいかもしれないです。今はその会社も規模感から何から変わっているのかと思いますが、当時のカルチャーショックが強すぎてどうしても当時の感じを意識してしまいます。その時は「SESとか絶対行きたくない」と思ってた自分もいたんですけど(笑)間違ってましたね。すごい体験をさせてもらったなと思っています。

荒木:SESという働き方って、他の業種と比べても圧倒的に他者との関わりが多いですもんね。影響を受ける機会も多くていいなと思います。

杉森:その話に関しては採用の時もよくお話ししていますね。今、DXの柱を立てた上でもなおSESをやり続けている理由でもあります。会社の文化ってそれぞれにあって、それぞれの会社のいろんな文化をピックアップして自社に応用していけるって、他にはない楽しさだと思うんです。それは個々人のキャリア形成にも役立ちますよね。それは社内にだけいても得られないナレッジだったりもして、僕がSESで他社文化を肌で感じてきたことはまさにそうです。

荒木:SynamonもXRカンパニーであると共にDXパートナーでもあるので、クライアントに学ぶ機会が多いという点で共感できます!

杉森:最近は技術者のキャリアでいうとスタートアップやるか、大きめの事業会社いくか、という選択になることは多いかもしれませんが、個人的には「プロフェッショナルのSES」というキャリア形成はありだとおもいます。僕が今からエンジニアをはじめるとなったら、まずはそのスタイルで行きたいなと思いますね。

——長い会社の歴史の中での再スタート、まさに地続きになっているのだなと感じられるお話でした。ありがとうございました!

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編集協力:TELLIER

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